hyuga_kabocha(まっきー)のブログ

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相棒ー劇場版Ⅳを見て…結局鹿賀さんへの愛を語る

全国でもほぼ劇場公開が終了する中,すべりこみで最終上映を見てきました「相棒ー劇場版Ⅳ」
以下,ネタバレ含む,というか見てないとわからないレベルでネタバレだらけの感想です。
というか感想のふりをして結局鹿賀さん愛を語るだけの記事です。

さて,冒頭,マーク・リュウが電話でモリスと会話していて,いきなり伏線になっています。
自分で言うのもですが,ここでリュウを演じているのが鹿賀さんではなく別の大御所俳優さんであれば,冴えている状態の自分であれば,ここでモリスの居場所を知らせるために復唱したと気づいていた可能性は高かったと思っています。
いつもの自分なら,「ゲストでこの俳優呼んでるならこの人が黒幕だろ」という前提で見ているからです。
しかし,今回,キャスト発表時からあれだけ「鹿賀丈史が黒幕だろ」とみなに言われていたにもかかわらず,
このシーンを見ながら私が考えていたことは,

「わーい,鹿賀さんが英語しゃべってる!劇場版の「謎解きはディナーの後で」以来かな?っていうか白鹿賀さんやっぱりかっこいいな素敵だなわーいかっこいーいー。(以下略)」

です。内容を聴いてません。考えてもいません。愛でているだけです。
以後,この調子ですべて伏線をろくに聞いていないし考えていません。

エレベーターに乗るシーン「わー,鹿賀さんのお腹ラブリー♪」

神戸さんと行こうとして立ち止まってレイブンの犯行ではと言うシーン「ミッチーと鹿賀さんが同じ画に!わーい!」

岩井元駐英大使の存在がわざわざ掘り返されたあたり「えっ,この声,江守徹さん!『シリーズ世界遺産100』のナレーションコンビだわきゃー」

…こんな調子でした。鹿賀さんに目が眩みすぎです。
天谷克則の情報が出てきたときも,いつもなら「年齢がリュウにぴったりじゃん」と気づいてもおかしくないのに,
いくら北村一輝がいてあの「親父の写真」のミスリードがあったとはいえ,まったくリュウを疑わず,それどころか

リュウ今何してるの?ちょっと忘れられてない?もっとたくさん出てきていいのに」

しか考えていませんでした。はい。

リュウが天谷とわかってからも,考えていたのは

「えっ,鹿賀丈史北村一輝が父子?最高じゃね?」

です。真相には全く近づけませんでした。いいんですけどね。鹿賀さん愛でるために見てたから。

瑛里佳さんを引き取ってからの7年間については,2人の出会いから打ち解けるまでからいかにリュウが大事に育てたかで映画1本撮れるレベル(「レ・ミゼラブル」というタイトルだな)だと思うので,もっと掘り下げて,回想していただきたかった。
瑛里佳が「リュウ」と呼ぶ距離感だけで,父と娘のようでいてそうではないけどでもとても親しい関係性が見え隠れして妄想がふくらむよ。

そんなことを考えていたら,噂の鹿賀さんと水谷さんが全力で走るシーン。
鹿賀さんが走るシーンはすぐに鹿賀さんが角に消えて,極力全曲疾走距離が短くなるように工夫されてるな,とか考えていました。
クライマックスシーンは,鹿賀さんが銃をガンガン撃ち,シリアス本気演技たっぷりでとても良い。
拘置所での水谷さんとの対決最後の横からの鹿賀さんショット,鹿賀さんの目にこぼれないけれど涙が溜まっているのが見えないけど光の反射でわかるのが素晴らしかった。
ああリュウよ,天谷克則よ,そこの貴方を慕ってくれているコゼットと残りの人生を少しでも貴方の幸せのために生きてくれ,

と感動していたらいつの間にかエンドロールになっていて,映画の最終シーンを全く覚えていません。見たはずなんだけど思い出せない。我ながらひどい。
エンドロールもいろいろ面白かったけど,結局

「そこは『マーク・リュウ』表記なんだ『天谷克則』併記してほしかった」

というのが感想です。

全体をまとめると

「白鹿賀さん盛り沢山でこんな映画を作ってくれて相棒ほんとうにありがとう感謝しかない」

です。

どうもありがとうございました。