hyuga_kabocha(まっきー)のブログ

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博多座良いとこ一度はおいで!~福岡遠征のススメ

 ミュージカル作品の地方公演先としてよく目にする劇場の一つ、博多座
「博多にある劇場」としか知らない方もたくさんいらっしゃると思いますが、ここ、とても良い劇場で、ただの地方劇場ではないんです。
  思うようにチケットがとれなかったとき、スケジュールが合わなかったとき、ハマっておかわり観劇したいときになど、博多座への遠征を検討してみませんか?
ということで、博多座のおすすめポイントを↓に書いてみました。
 
◆ アクセス
 
 福岡に行ったことがない、方向音痴で行き慣れない土地に行くのは不安、という人にも博多座は安心です。とにかく福岡空港博多駅からのアクセスが抜群。わかりやすい。早い。
 博多座の最寄り駅の中洲川端まで、
・空港からは空港直結の地下鉄で8分! 乗り換えも無しです。
博多駅からは地下鉄でたったの3分!! で行けます。
 さらに中洲川端駅博多座に直結しているので、道がわからず迷子になることがありません。地下鉄を下りて7番出口から出れば、雨でも傘をささずに劇場まで行けます。
博多座の公式さんが画像付きで行き方をツイートしてくれています。
 
◆ 劇場機能

 博多座は1999年に開場した演劇専用劇場で、あらゆる演劇ジャンルに対応可能なこと、特に「スーパー歌舞伎が上演できること」「ミスサイゴンをオリジナル演出版で上演できること」を念頭においてつくられた劇場です。
 そのため、ミス・サイゴンの実物大ヘリコプターシーンやイーストウィックの魔女たちのフライングシーンなど、「帝国劇場と同じ舞台装置、同じ演出で上演できるのは博多座だけ」という作品もありました。なので私は密かに「西の帝劇」だと思っています。
 また、帝国劇場は建設された時代を反映して、オペラ、バレエ、歌舞伎、シェイクスピア劇などの上演を念頭につくられたのに対し、博多座は上記のとおりミュージカルの上演も考慮されて作られているので、ミュージカル作品の音響に関しては博多座のほうが良いのではという声もあるようです。舞台の板目の向きまで音の通りが考慮されていて、とにかく劇場機能にとても力を入れて作られています。
 音響と座席についての公式ツイートはこちら。
 
◆ 設備
 
 遠征するとなると気になるのがコインロッカー。私は日帰り軽装派なのでこの辺りの情報に疎かったのですが、いただいた情報によると
 「ロッカーは各階に充分な数有りますし大きさも大小揃ってます。100円リターンされるので無料で使用できます。キャリーバックなどは入り口で預かってもらえます」
とのこと。ということで、大きな荷物にも苦労することはなさそうです。
 公式さんのロッカー案内ツイートはこちら
 
 
◆ 食事・お土産 

 割烹料理を味わえるレストラン、軽食レストラン、幕の内弁当、手軽で美味しいパン、限定スイーツなどなど、博多座内は食事も充実しています。
 劇場内レストランは、開演前に予約しておけば幕間にすぐ食べられます。休憩も30分確保されています。
 ロビー販売も、博多の美味しい店がたくさん店舗を出していて、開演前や幕間にささっと買って気軽に食べられる美味しいものがたくさんあり、とても便利です。人気の商品は開演前に売り切れ、1幕の間に補充されて幕間にまたできたての商品が並んでいるところもあります。
 期間限定の店舗や商品もあって、何回行っても毎回楽しめます。博多名物もたくさん売られているので、ここでお土産も買えます。
https://www.hakataza.co.jp/theater/food.php
 
◆ 注意点?
 博多座はいちばん良い席(S席相当)が「A席」で,次に良いのが「特B席」(※博多座会員限定)、その次にB席、C席と続きます。
 いちばん良い「A席」は帝国劇場のS席+1000円くらい……のことが多かったのですが、最近では東京公演のチケット代の値上がりで、博多座も同額ということが多くなりました。もはや注意点が無い。
 
◆ キャナルシティ劇場とのマチソワ

 同じ博多にある劇場「キャナルシティ劇場」

 もとは劇団四季の専用劇場でしたが、2022年からは様々な公演の福岡公演が上演されています。博多駅から徒歩でも100円循環バスでも行けますが、2023年には地下鉄七隈線でも行けるようになりました!

 そしてこのキャナルシティ劇場と博多座は、徒歩10分くらいしか離れていません。川端商店街を直進すればいいので道も難しくありません。ということで、博多座キャナルシティ劇場はマチソワ可能です!

 
最後に

 この記事を書くきっかけは、東京では10万円超で高額転売されている演目のチケットが博多座では余っていることがしばしばあって、
「そのお金があれば公式からチケット買って博多座で観劇して博多で美味しいもの食べて帰れるのにもったいない……」
と思ったこと、そして博多座という劇場の良さを他の地域の人はあまり知らないんだ、と実感したことでした。

 この記事が、少しでも博多座遠征が気になった人の役に立てば嬉しいです。今後も何か気づいたら情報を追加していきたいと思います。
 
 博多座さんは公式のTwitterアカウントが細やかで役立つ情報を発信をしてくれるので、遠征を検討していたらまずフォローしてみるのもよいかと思います。
 
 
オマケ。
添付画像は、1789公演時の博多座ベーカリー。裏に絶対にミュージカル好きがいる。
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